漫画「緑陰の冠」32話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「緑陰の冠」前話(31話)のあらすじと32話の注目ポイント
新年の宴でワインを飲みすぎて酔っ払ってしまったラン。
バルコニーでもワインを煽って手すりに座るという奇行を!
すっかり酔っ払ったランはユスタフ相手に絡み始めます。
ユスタフのことをイジワルだと言うと、優しく接して欲しいと本音もチラリ。
さて、今回の見どころはランがユスタフのことをよくわからないように、ユスタフもランの真意がわからなくてもやっとするところ。
イジワルユスタフが顔をのぞかせます。
それと、案の定酔いの覚めたランは大後悔します…。
「緑陰の冠」32話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ユスタフにラチアは好きかと聞かれたラン。
正直にそれほど好きじゃないと答えちゃいます。
ランにとって大事なのはユスタフと自分の安全で、そのためにラチアを守ろうとしているだけだから…。
ユスタフが押した?でもランは余裕の表情
それを聞いてユスタフは、冷たいのはランの方だと口にしますが、酔っているランは冷たくないと反論します。
だから優しくしてとも言うので、ユスタフは可笑しくなってどうすれば優しいのかと訊ねました。
穏やかに話して、と言った後ランは殺さないでと言い出します。
顔色を変えたユスタフは、ランをドンッと押しました。
瞬時に手を伸ばし、後ろに倒れていくランの手をガシッと掴むユスタフ。
私を落とすのかと慌てることもなくランが訊ねます。
ユスタフはどうでしょうと答えました。
ランは約束したくせに…と笑顔を見せます。
ユスタフはランを引っ張り上げました。
ユスタフはランが殺さないでと言ったことに対して、分かっているのになぜそんな言い方をするのかと問います。
ランは同盟後のことを言っていると飄々と答えました。
ユスタフは、どこまでも冷たい人だと漏らし大きくため息をつきますが、ランは何のことか分かっていません。
ユスタフはランを抱き上げて邸宅の中まで連れて行くと、もう寝るように伝えました。
ユスタフの優しさはわかりにくい…?
ユスタフが早朝から剣の稽古をしているとブレインがやってきました。
ランの首都行きの護衛リストを持ってきたのです。
ユスタフはリストに目を通すと、これで進めるよう指示しました。
ランがバルコニーから落ちそうになったときのことが頭をよぎるユスタフ。
死ぬかもしれない瞬間にも約束は信じるのに、自分(ユスタフ)のことは信頼していないのだと感じます。
優しく接してほしいというランの言葉が頭に浮かびました。
ブレインにランを頼むと言い添えるのでした。
シラフに戻ったランは昨夜の失態を大後悔!!
一方、ランはバルコニーでのことを思い出して大後悔していました。
一番の失態はユスタフにキスしてしまったこと!
手すりから突き落とされそうになったことも覚えていました。
それについては腹が立ちますが、逆の立場なら自分もそうしていたかも…と思ったり…。
とにかく謝ろうと思いました。
食事で顔を合わせたユスタフは、特に変わった様子もありません。
でも、ユスタフに話しかけられたランは、先手を打ってしまおうと『ごめんなさい!』と謝りました。
恥ずかしくて顔を合わせられないランは、昨日ユスタフにしたことだとしどろもどろに口にします。
ユスタフは平気ですとこともなげに返しますが…。
親切で優しい振る舞いを心がけていると、しれっと付け加えました。
そんなことも言ってしまったと、ランはますますいたたまれなくなります。
ただ、ユスタフがランに言いたかったのは、首都に行く前にダンスの練習はしなくてもいいということでした。
踊る必要はないと断言しますが、ランは半信半疑。
ランも首都に行く前にユスタフに言っておきたいことがありました。
「緑陰の冠」32話の感想と考察
ユスタフはランに信用されていないと思って寂しく感じているのでしょうか?
約束は信用しているけど、ユスタフ自身を信用していないって…。
でも、確かに信用していないから約束を取り付けたともとれますね。
実際ランは当主の座を譲ったらユスタフに殺されるかもと思っていたのは事実だし。
目を覚ましたランは、キスしちゃったことが一番恥ずかしいみたいです。
さんざんイジワルって言ってたのも恥ずかしいと思いますけどね。
そこはあんまり覚えてない?
「緑陰の冠」32話まとめ
今回は、「緑陰の冠」32話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ランはユスタフの『殺さない』という約束は信用しているけど、ユスタフ自身は信用していない?
さて、ランの要望通りユスタフは優しく接してくれるようになるのか!?