漫画「彼女と野獣」52話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣52話の注目ポイント
アーサーは平民の女と一緒に鍛錬をすることになって、相当へそを曲げています。イチャモンつけるは脅して辞めさせようとするわ…。
ジェシーは気は強いけど身分を弁えているから結構堪えているけど、堪忍袋の緒が切れたようで…。
彼女と野獣52話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アスティナの戯言?
テリオッドと買い物に行った日の午後、アスティナは鍛錬場に向かいました。ヒセンにベルア領に行くことを告げます。護衛として同行しろと命じました。
ヒセンはジェシーのためだということはわかるのですが、アスティナが何をしようとしているのか訝ります。
アスティナが、私腹を肥やしている領主を血祭りにでもするかと嘯くので、人を殺めたことがあるのかと問いました。
アスティナは生まれ変わってからはないなと考えながらも、ヒセンに私は稀代の虐殺者だと口にします。
ヒセンは当然冗談だと受け止め、それなら自分は1万ほど斬ったけれど殿下は?と訊いてきました。
軽く10万だと答えるアスティナ。ヒセンは呆れ返りますがベルア行きは承諾します。
その時、アーサーの怒鳴り声が聞こえてきました。
アーサーとジェシーは犬猿の仲
アーサーがジェシーにイチャモンをつけていました。剣術の稽古をしているのに邪魔だから腕を振るなと無茶な文句を言ってくるアーサーにジェシーもうんざり。もしも途中で投げ出すことになったらコイツのせいだと気色ばみます。
そこへアスティナが割って入りました。憧れの大公妃を前に顔を赤くするジェシー。アスティナはジェシーの労をねぎらい、そなたならこの逆境を必ず乗り越えられると信じていると励ましました。
アーサーを無視してジェシーに言葉をかけるアスティナに、アーサーが声を荒げて文句を言います。そんなアーサーにアスティナは、その舌が不自由なく動くのは誰のおかげが思い出せと威圧しました。アーサーは言い返せるはずもなく黙り込みます。
しかしアスティナが立ち去るとまたもジェシーに突っかかってきました。ジェシーは腹を立てていますが相手が大公の従兄弟だからぐっと堪えます。
ところがアーサーは平民でなおかつ女であるジェシーが騎士になるなんて無謀だと詰め寄りました。
貴族は推薦状があるから予選は免除されますが、平民はトーナメントで勝ち抜く必要があります。さらに、その間は天幕で過ごさないといけないのです。
男ばかりの天幕で2週間も耐えられるかと脅すアーサー。ジェシーが女騎士もいると言い返すと彼女たちは皆貴族出身だし、令嬢のおしゃべり相手みたいなものだと言うのです。
お前にはムリだから傭兵にでもなって方がいいと言い放ちました。
アーサーはこのくらい脅せばジェシーが逃げ出すと思ったのですが、ジェシーの反骨精神に火がつきます。それにアスティナの期待にも応えたいという思いもあり、絶対に諦めないと決意を新たにしました。
アーサーにそうやって傷つくことばかり言っているとみんな離れていくと言い返すジェシー。アーサーもお前に何がわかるんだと声を荒げました。
ジェシーはアーサーに正論をぶつけると、私も坊ちゃまが大嫌いだと言い捨てて走って行ってしまいます。アーサーのイライラは募るばかりでした。
人間の姿でキス!
数日後、アスティナがベルアへと向かう日がやってきました。
見送りに出たテリオッドは、アスティナが先日買ったドレスを来ていることに気付きます。そしてヒセンも騎士服ではなく、なんとも貧素な服を着せられていました。
3日ほどで戻ると言うアスティナは、テリオッドにも明日の朝ベルアに向けて出発して欲しいと言い出します。
でも、人間の姿になるためには口づけが必要。すると、アスティナがくいっと背伸びをしてテリオッドに口づけを!
彼女と野獣52話の感想と考察
アーサーは本当に性格がひねくれているのか!?だとしたら相当です。読んでいてかなり頭にきますよ!
ジェシーが指摘した通り、人を傷つけることばかり言って言い返されたらすぐ怒る。もし仮に本当にジェシーを心配して諦めさせようとしているならあっぱれだけど、そんな感じはしないです。
テリオッドの従兄弟だからどこかで改心するかと期待しているけど、あんまりにも暴言が続くとげんなりしてきます。
さて、いよいよベルア領主をとっちめに行くアスティナだけど、そんなことより口づけ!人間同士(変な言い方だけど…)では初めてですよね。テリオッドが目を丸くしてた…。
彼女と野獣52話まとめ
今回は、「彼女と野獣」52話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
口づけしたら半日人間でいられるはずだけど…。それって貯めておけるの!?