漫画「実は私が本物だった」22話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
実は私が本物だった前話あらすじ
キイラがレンタルした飛行船の請求書が届いたことで、ラディックはキイラに好きな人がいることを知り動揺します。
とことんすれ違う父と娘!どうなってしまうのか先が全く読めません…。
実は私が本物だった22話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ注意)
動揺するラディック
飛行船を借り切った請求書が送られてきました。ラディックは最初は間違いだろうと取り合わなかったのですが、キイラが借りたと聞いて一瞬不思議そうな顔に。
ラディック自身、過去に屋敷の中を息苦しいと感じていたことを思い出しました。すぐに決済すると告げますが、ロバートのキイラに想い人がいるという言葉に愕然とします。
その男とレストランデートの後、飛行船で観光をしたと追い打ちをかけるロバート…。
キイラが最近変わったのはそのせいだったのか!?舞踏会に突然行くと言い出したのも…。結婚相手を探しているというのは口実だと言っていたのは…!
ひどく動揺するラディック!
ラディックは席を立つとキイラに理由を聞きに行くと言って執務室を後にしました。
わざわざ行かなくても…とロバートに言われますが、呼んでもどうせすぐに来ないことはわかっているのです。最近ずっとそうだから…。
ラディックを見て反省するキイラ
その頃キイラは自室でロゼとエミリーと一緒にいました。ロゼとエミリーは届いたばかりのパーティー用のドレスに感嘆の声をあげます。
社交界に旋風を起こしたジュリエサロンのドレスだと言われても、キイラには違いがちっともわかりません。どちらかというと素敵な剣や鎧を作ってくれる鍛冶屋の方が興味があります。
2人は鍛冶屋に興味はない?なんて訊かれて、ロゼとエミリーは答えに困りました。その時ドアがノックされたのでエミリーが出ると、なんとそこにはラディックが。
ラディックはエミリーを一瞥すると、キイラに交通管理局から請求書が届いたからその件で来たと言ってスタスタ入ってきました。
エミリーがお茶を用意すると言うと、長居するつもりはないからお茶は要らないと返すラディック。他に何か…と口にするエミリーをギロッとラディックが睨みます。
キイラはそれを見て、自分も過去はこうだったのかと思うとちょっと反省もするのでした。
すれ違う父と娘
ラディックが金額のことではなく使用目的を聞きに来たというので、そんなことなら呼んでくれればよかったとキイラが口にします。
最近呼んでもすぐ来ないと言われたので、キイラは申し訳ございませんとそっけなく返しました。本当はどうでもいいくせに…キイラはそう思っています。
ラディックが突然交際相手がいると聞いたなんて言うものだから、キイラも動揺しました。まだそういう仲じゃないと慌てふためくキイラ。
そんなキイラの様子を見て、ラディックは本当だったのかと呆然としました。これからは過度な出費は控えるとキイラが伝えますが、ラディックはそういう話をしているんじゃないと…。
ラディックが言いよどんでいるのでキイラもなんだか不安になります。まさかこれを口実にパーティーに行くなと言われるのではないかと焦ったキイラ。体調か悪かったからと言って席を立ちました。
ラディックは、本当はなぜ最近キイラの態度が変わってしまったのか知りたかったのです。でも、そんなことを言う資格が自分にあるのかと思い直し口をつぐみました。
結局何も言えず部屋を出ていくキイラを見送るラディック。執務室へ戻る廊下を歩きながら、ラディックの脳裏には『お父様』と笑顔を見せる幼いキイラの姿が浮かんでいるのでした。
実は私が本物だった22話の感想と考察
ラディックがキイラのことを大切に思っているのはすごくわかるんだけど、もはや普通の親子関係ではなくなっちゃってるからラディックからも歩み寄れないみたいです。
キイラに優しい言葉のひとつもかけてこなかったことはラディックも自覚しているんですね。パルビス家門という枷に囚われているのはラディックも同じなのでしょう。
キイラは回帰前にラディックにされた仕打ちを忘れるわけはないから、歩み寄りは難しいと思う…。でも、今のラディックを見ているとキイラが感じたラディックの印象が結びつかないのも事実なんですよねー。
実は私が本物だった22話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」22話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
キイラに好きな人がいると聞いた時のラディックの顔が…