漫画「彼女と野獣」23話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣23話の注目ポイント
ベンジャミンとヒセンが獣大公と対面します。当然その姿に驚きますが、アスティナがすっかり手懐けていることにも…。
彼女と野獣23話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ベンジャミンの好意に対して、それは友として?と訊ねたアスティナ。ベンジャミンは一瞬言葉を詰まらせます。そのとき、隣の執務室からテオの寂しそうな鳴き声が聞こえてきました。
獣大公と体面するベンジャミン
ベンジャミンは友としてだと答えました。アスティナはベンジャミンに信義に感謝すると応え、心配する必要はないと告げます。それでも結婚相手は獣。ベンジャミンは彼が君を傷つけないと断言できるのかと問います。
アスティナはベンジャミンをテオに合わせてみようと思いました。執務室のドアを開けると、鋭い眼光がこちらを向いています。ベンジャミンは怯みました。
ところが、巨大な狼のような獣はアスティナを見ると尻尾を振って親愛の情を示します。ベンジャミンは信じられません。アスティナが可愛いだろ?と言うのも…。
アスティナの計画に驚く2人
再びテーブルについたベンジャミン。目の前のアスティナの膝には頭を預けて気持ちよさそうに寛いでいる獣大公!やっぱりアスティナがこの獣と結婚したなんて信じられません。
そんなベンジャミンに、アスティナがアカデミーを休学して大公領の仕事を手伝ってくれないかと言ってきました。ベンジャミンにとって大公領がどうなろうと関係ありません。アスティナが幸せになればいいと願っているだけです。
でも、その相手は獣じゃない!
断ったら?とベンジャミンが問うと、アスティナは少し間を置いて、「テオ噛みつけ」と命じました。ベンジャミンは身を固くします。しかしテオは微動だにしません。冗談だと言うアスティナ。ところが次の瞬間、テオがベンジャミンに襲いかかりました。
そこへちょうどヒセンが戻ってきます。ベンジャミンに獣がのしかかっているのを見て剣に手をかけますが…アスティナがテオの顔を両手で挟み、人に牙を向けたらだめだと諭しました。
ヒセンも目の前の獣が大公だと知ってショックを受けます。人間なのですかと訊ねると、アスティナは今は違うと答えました。ヒセンは青くなって家に帰ろうと言いますが、約束は反故にできないと断るアスティナ。
さらに、アスティナが子供を産んで1年後には離婚するつもりだと言い出すので、ベンジャミンとヒセンはぎょっとします。アスティナ自身、この状況で妊娠できるのか確信はありません。でも今はこれ以外の方法が見当たらないのです。
ベンジャミンに重なる忠臣の姿
ベンジャミンは、今すぐアスティナをここから連れ出したいと思っています。アスティナが望むならそうしていたでしょう。でも、自分が気持を伝えたところでアスティナは受け入れないだろうということもわかっていました。
ベンジャミンはアスティナに大公領の手伝いはできなくても、戻ってきたらいつでも力になると伝えます。アスティナが信義を語ったように、どんな時ももっと大きなものを与えたいと告げるベンジャミン。
アスティナはそんなベンジャミンを見ていると、マティーナのときの忠臣エルシアを思い出しました。エルシアはマティーナの右腕で死の間際までそばで見守ってくれた友でもあります。アスティナはベンジャミンに信頼していると伝えました。
少し休んでいけという申し出を断り、ベンジャミンはその足でアタレンタを後にします。アスティナが1日も早く戻ってこれるよう、力をつけようと誓い馬を走らせました。
彼女と野獣23話の感想と考察
ベンジャミンはアスティナに恋心を抱いていますよね。でも、2人の関係が最良な形であるためには絶対に伝えたらいけないと思っている感じがします。
もしかしたら本当にエルシアの生まれ変わりで、恋心だと自分で思っている感情は尊敬に近いのかも。ただ、アスティナは中身はどうあれ19歳の女性だから魂が混乱している?
それか、エルシアもマティーナに恋心を抱いていたというのもアリですね。マティーナ(アスティナ)は恋愛方面では鈍そうだから。鈍いというより雑い?
彼女と野獣23話まとめ
今回は、「彼女と野獣」23話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ベンジャミンってエルシアの生まれ変わり?