漫画「彼女と野獣」21話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
彼女と野獣21話の注目ポイント
アスティナはバーノン、エリーゼ両者に処罰を与えました。エリーゼは強要されたとは言え、大公妃毒殺の共犯。重罪です。
しかしアスティナは、温情をかけたと思える裁きを下しました。エリーゼが抗えなかった状況も理解できるから…。
彼女と野獣21話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アスティナは今回の件とエリーゼの人となりは無関係だと言い放ちました。被害者の道徳性は加害者の罪の重さとは無関係だということ…。バーノンは呆然とします。
アスティナの裁き
アスティナは生まれてくる子の養育費は、バーノンから没収した財産から支払うと明言しました。エリーゼには、家臣をしっかり管理できなかった主からの慰労金として受け取るよう告げます。処刑を言い渡されたバーノンは、最後まで悪態をついて護衛に引きずり出されました。
残されたエリーゼに、アスティナは大公領からの追放を命じます。主を殺めようとした者をそばに置くほど寛容ではないというアスティナの言葉を、エリーゼは神妙に受け入れ、信じてくれたことに感謝を伝えると一礼して部屋を後にしました。
アスティナは、エリーゼの状況を理解しています。かつて、マティーナのときに復讐のためにワルドからの強引な要求に従ったことがありました。
そのことについて己を穢されたと思ったことはないけれど、普通の女には無理なことだとわかっているのです。
ベンジャミンとヒセン意気投合?
一方、宿屋の食堂で偶然出くわしたベンジャミンとヒセン。ヒセンがお嬢さんと慕う相手がアスティナだと直感したベンジャミンが声をかけ、会話を交わしました。
ベンジャミンがアカデミーで一緒に剣術の稽古をする仲だと説明すると、ヒセンがまた泣き出します。アスティナが嫁いでしまい、まだ教わっていない剣術もあるのにと号泣し始めました。
このとき、給仕の女に男が3人絡んでいたのを止めようとしていたのですが、ヒセンが情けなく泣いているので小バカにした男たちが2人に殴りかかってきます。
でも、2人とも騎士。あっという間に片付けてしまいました。伸びている男たちをよそに正式に自己紹介をするベンジャミンとヒセン…。
男たちを土下座させて給仕係に謝らせていると、給仕係はもうちょっと懲らしめてやりたいと言い出します。男たちは女に殴られても大したことはないだろうと高を括っていました。
ところが…。予想に反してボコボコにされてしまいます。給仕係はすっきりした顔でベンジャミンとヒセンにお礼を言いました。
一段落したところで、ベンジャミンを一杯やろうと誘うヒセン。アスティナのアカデミー時代を聞きたいと半ば強引に連れて行ってしまいます。背後では、こてんぱんにやられた男が歯ぎしりをして睨みつけていました。
彼女と野獣21話の感想と考察
バーノンはこれで本当に最期でしょう。ただ小狡いだけで大した人物でもなさそうだし。エリーゼは養育費を貰えるなんて思っていなかったから、アスティナのことは感謝していると思います。命が失くなってもおかしくない状況だったし。
アスティナはエリーゼに同情したというより、物事を冷静かつ客観的に見ているだけかもしれません。自分はどう感じどう思おうと、それを他者に強要しませんしね。
まぁ、かつての建国の女帝だから、自分と普通の女性は全く違うとわかっているからだろうけど。
彼女と野獣21話まとめ
今回は、「彼女と野獣」21話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
そろそろヒセンとベンジャミンがアタレンタにやってくる?