漫画「彼女と野獣」44話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣44話の注目ポイント
テリオッドの従兄弟、アーサーが突然アタレンタに帰ってきました。アスティナを魔女呼ばわりして敵視します。
常識知らずなアーサーは、夜遅いにもかかわらず寝室まで怒鳴り込んできました。そこにはアスティナと獣の姿のテリオッドが…!
アーサーのあまりにも無礼な態度に、アスティナはちょっと脅しをかけます。
彼女と野獣44話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アーサーは夫婦の寝室に乗り込んでいきました。扉を勢いよく開けると寝間着姿のアスティナが。アーサーは結婚したんだっけと嘯きました。
礼儀知らずなアーサーに呆れるアスティナ
アスティナとアーサーは昼にチラッと会っています。でもそのときは、テリオッドが改めて紹介すると言ったので、ちゃんとした挨拶はしていません。
礼儀知らずだと聞いてはいたましたが、こんな時間に押しかけてきたことに呆れるアスティナ。とりあえず名を名乗って挨拶をしますが、アーサーはバカにした態度をとります。
アスティナがお金目当てでテリオッドを丸め込んだと思っているアーサー。俺は騙されないから白状したほうがいいと詰め寄りました。アスティナは相手にしないで、もう遅いから戻るよう促しますがアーサーは引き下がりません。
アスティナは、大公殿下の妻に対して礼儀をわきまえていただきたいと毅然とした態度で言い放ちました。さすがに言葉に詰まるアーサー。
アスティナはスタスタとベッドに向かいます。横には獣姿のテリオッドが…。
テリオッドの獣姿を見たアーサー
獣大公はスヤスヤ気持ちよさそうに寝ています。アスティナは、面倒事を押し付けて熟睡している大公が憎らしくなりました。
そのとき、アーサーが怒鳴りながらベッドに近づいてきます。アスティナはあくまで冷静に対応しますが、その態度が余計に気に触ったのかアーサーは布団を剥ぎ取りました。
アスティナの顕になった脚を見て、ふしだらな!と訳のわからないことを喚いて目をそむけるアーサー。そういう多感なところはテリオッドと同じか…と思いながら、アスティナは改めて席を設けましょうと提案しました。
それでもアーサーは引きません。兄さんはどこに行ったと喚きます。そのときアスティナの横で熟睡している獣大公に気付きました。
テリオッドがまた獣に戻ったことを察し、アスティナを魔女だと言い出します。犬に変えてシチューの具にするのかと想像力豊かなアーサーに呆れますが、アスティナはこれを逆手にとり…。
自分が魔女だといわんばかりのことを口にして、ようやくアーサーを追い払うことができました。
アーサーにお仕置き
翌日、テリオッドは獣姿のまま過ごすことにしていました。わかっていることは人間の姿でいられるのは12時間程度なので、それが夜でも可能なのか調べようと思ったのです。
社交界は夜に催されることが多いから、変身できる時間を調整できるに越したことはありません。
アスティナが執務室に入ろうとすると、アーサーがすごい剣幕でやってきました。オリバーに本当のことを聞いたようです。アスティナは無視してデスクに着きました。
アスティナが何も答えずにいると、アーサーは兄さんはどこだと言って無遠慮にアスティナの腕に掴みかかります。アスティナは『放せ』と告げました。
まだ横柄な態度で悪態をつくアーサーを、瞬時に抑え込んだアスティナ。獣からどうやって生きながらえたか教えてやろうかと、それまでの丁寧な言葉は鳴りを潜め…。
アーサーの舌を引っ張り出すと、切り取ったら静かになるだろうと凄みました。
彼女と野獣44話の感想と考察
アーサーやっちゃいましたねー。まぁ、実力行使しないと収まらない感じではあったけど。オリバーから獣を力でねじ伏せたことを聞いていたら良かったのに。それとも信じなかっただけ?
アスティナが自分と同じ19歳の普通の貴族令嬢だと高を括っていたからあんなことが言えたんでしょう。これからは大人しくなるかな…?
それにしてもアタレンタには家臣といい親戚と言い、思慮の浅い人間しかいないのでしょうか。オリバーがまともで良かった。
彼女と野獣44話まとめ
今回は、「彼女と野獣」44話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ぐうの音も出ないくらいやっちゃえ!野獣を相手にしたアスティナに敵うと思ったのが浅はかよね。