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彼女と野獣37話レビュー(ネタバレあり)テリオッドを子供扱いするアスティナ

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彼女と野獣37話レビュー(ネタバレあり)テリオッドを子供扱いするアスティナ

 

漫画「彼女と野獣」37話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

彼女と野獣37話の注目ポイント

 

テリオッドはアスティナのことをやっぱり掴みどころのない人だと頭を抱えます。今日は子供扱いまでされてしまいました。でも、アスティナの抱える孤独は感じるのです。

 

37話の注目ポイントは、夕方になったらまた狼に戻ってしまうのか!?…これは想像通りの展開ですが、なかなかおもしろいことになっていますよ。

 

≫≫「彼女と野獣」のその他の話数はこちら

 

彼女と野獣37話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)

 

仕事ばかりで大切な人もオリバーくらいしかいないというテリオッドを、アスティナは孤独な人だと評しました。すると、テリオッドはアスティナの方が孤独に見えると返します。

 

テリオッドはすべてを悟ったような口ぶりのアスティナに違和感を感じていました。大人びているという表現とは違う…。

 

そんなことを考えていたら、アスティナに手伝うように言われてしまいます。大公のためにやっていることなのだからと…。

 

アレタ人は魔女の末裔

 

歴史書を読んでいたテリオッドがアレタについての記述に目を留めました。レタ族の先祖です。レタ族は魔女の一族として追いやられたのは策略だったと学んでいたテリオッドは、私見の濃い書物はあてにならないと口にしました。

 

アスティナはそれは歴史の一部で、流浪の民レタは魔女の末裔だったと説明します。アレタ人が悪魔の血だと怖れられていたのは、彼らに奇妙な力があったからでした。だからこそ、アレタは高度な文明を持たなくても生きながらえてきたのです。

 

アスティナは、呪術の歴史を語る上でアレタ人は欠かせない存在だと講じました。するとテリオッドが、女帝マティーナのことを持ち出すのでアスティナは彼女は普通の人だったと答え…。その力を持っていたら、あのとき呪い殺していたと遠い過去に思いを馳せます。

 

テリオッドは本の一説を声に出して読み、火山の力で人間が獣に変わるのかと訊いてきました。アスティナはどうでしょうと答えます。結局は時間をかけて調べる必要がありそうで、テリオッドはため息をつきました。

 

テリオッドの不安

 

テリオッドは時間を気にします。正午になろうとしていました。あの…とアスティナに声をかけたテリオッド。おずおずと、夜が明けても人間に戻らなかったら口づけをして欲しいとお願いしてきました。

 

その手は小刻みに震えています。アスティナはペンを置き、テリオッドの手を優しく握りました。テリオッドの鼓動が早くなったのを感じたアスティナは、思わず狼の大公を思い出してしまいます。温かいミルクでも、と声をかけました。

 

子供ではないと苦笑いするテリオッドに、26歳はまだ育ち盛りの子供だと笑うアスティナ…。

 

大公妃と一緒にいて!オリバーの切なるお願い

 

相変わらずアスティナの言動に振り回されるテリオッド。午後になり、執務室に控えているオリバーに童顔か!?と訊ねる始末。子供扱いされたことを気にしていました。初夜発言のこともあったから…。

 

でも、テリオッドは、アスティナの振る舞いは人を見下すように見えてもちゃんと配慮しているのはわかっています。ただ、それは本来心に余裕のある人が施すもの。それなのに、テリオッドにはアスティナがひどく孤独に感じるのです。

 

業務に集中できないテリオッドは席を立ちました。訝しむオリバーに、公務に明け暮れる殺伐とした日々だと小言を言われたと告げるテリオッド。でも、そろそろ日が暮れるのでオリバーは心配します。アスティナと一緒にいるよう進言しました。

 

うたた寝している姿は…?

 

アスティナが庭園にいると聞いたのでテリオッドは向かいました。アスティナの姿は見えなかったものの、ゆったり椅子に座ってくつろぐテリオッド。心に余裕を持つのも悪くないと思っていました。

 

テリオッドはオリバーに持たされた箱に目を遣ります。中身は獣になったテリオッドに付ける首輪。オリバーはテリオッドと一緒に行ってアスティナに渡すつもりでした。それをテリオッドが渡すと奪い取って一人で向かったのです。

 

忠誠心の厚いオリバーの心情を想像すると、ちょっと可笑しくなってくるテリオッド。首輪を首にかけ、狼の自分はアスティナとどんな風に過ごしているのかと思い巡らせ…。

 

アスティナは庭園へと急いで向かっていました。執務室に戻ってしまいテリオッドと入れ違いになってしまったのです。獣になった大公が人を傷つけでもしたら大変だと焦るアスティナ。

 

その時、狼になったテリオッドがうたた寝をしている姿が目に入りました。首輪をつけて…。

 

彼女と野獣37話の感想と考察

 

テリオッドの不安は的中して、また狼になってしまったけど…。うたた寝している姿がなんともキュートです。偶然だけど首輪まで自分でしちゃってるし!

 

なんかもうこのまま狼と人間を行ったり来たりでいいんじゃない?という気がしてきました。大体1日のうち半分半分ですよね。朝の5時から夕方の5時までだから。

 

でも、そうなると後継者問題は解決されないかも?テリオッドが乙女だから日の高いうちは…って拒否しそう。アスティナはまったく気にしないと思うけど…。

 

彼女と野獣37話まとめ

今回は、「彼女と野獣」37話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

首輪をつけてうたた寝している獣テリオッドが可愛い♪やっぱり今日も狼になっちゃいました…。さて、口づけで戻るのか!?

 

 

 

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