漫画「緑陰の冠」78話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠 78話の注目ポイント
ランは本音ではラチアを去ることに寂しさを感じています。ユスタフにポロリと漏らしました。ユスタフの答えにランは困惑します。
一行はラチアに戻ってきました。今回のドワーフ王国への旅では、それぞれにちょっとした変化が・・・。特にルミエは？
緑陰の冠 78話のあらすじ（ネタバレ注意）
ラチアで暮らし続けるのが願い？
廊下を歩きながら、ランはユスタフにどうして外にいたのかと問いました。ドワーフの酒宴が終わり、風にあたろうと思っていたらふらついた知り合いを見かけたからだと淡々と答えるユスタフ。ランもからかわれていることくらいわかります。
それにしても長いパーティーでした。ランはユスタフに酔っていないのかと訊ねると、ユスタフはポーカーフェイスを装ってどう見えるかと問い返します。
ランがじーっと見ていると、酔っているかもしれないと微笑みました。その笑顔に気恥ずかしさを覚えるラン。誤魔化すように、その隙きにお願い事をしちゃおうかと冗談めかします。
何でも仰ってくださいとユスタフが返すので、ランはユスタフが当主になってもラチアで暮らし続けられますように、とか？と・・・。
ユスタフは何も答えません。ランは無理？と問いかけました。
ユスタフはそれには条件があると告げます。ただそれは当主になってから話すと言うだけ。ランは、条件について考えてみます。
相続権の放棄だろうかと思いますが、それならはなからそうするつもりでした。
ルミエの変化
ランたちはラチアへと帰路につきました。途中、ロスとルミエの間にちょっとした変化が・・・。
二人は道中なんどか剣の手合わせをしたのですが、ロスの完敗でした。ルミエは手加減してもらっていると思っているようですが。
そのせいで、ロスはすっかりルミエに頭が上がらなくなってしまったようです。力関係が完全に逆転してしまいました。
今回の旅で、ランのティモシアに対する気持ちにも変化が起こっています。前よりもっと好きになったのです。
そして、ルミエの変化。口調や態度が変わりました。顔色を伺うところがなくなり、率直になったようにランは感じます。
またランのことを『ご主人様』と呼ぶようになったけれど、そのニュアンスは明らかに以前とは違うものでした。
その変化は周りの人にもわかるほど。もとからあんな性格だったのかとも思うランですが、自分が何か言ったかもしれないという考えも頭をよぎります。
ドワーフ王国で酔っ払った日の翌日、ルミエに記憶がないと告げたらがっかりした表情をしたからです。
ルミエの変化
ランはメイドたちにドワーフからもらった装飾品を見てみようと声をかけました。メイドたちは目を輝かせます。
メイドたちが興味深そうに装飾品を見ているとき、ランは書棚の奥にある小箱に目をやりました。それはリベリーからの贈り物。
新しい身分を証明する身分証と、その身分で開設されたゴールデンローズ商会の口座が入っています。ランは、ラチアを去ることになったらこれを持っていけばなんとかなると思っていました。
ユスタフの成人式まであと2ヶ月。ラチアを去ることに怖さは感じていません。でも、ランはユスタフの出す条件が自分にできることであったらいいのに、と思うのでした。
緑陰の冠 78話感想
ユスタフは何を言い出す？いきなり求婚とか!?
でも、その前にシナの登場がほしいところ。二人が出会っても惹かれ合わないと確信しないと、ランはユスタフの気持ちは受け入れないと思います。
そもそも、ユスタフはランに対してどこまで心を決めているのかいまひとつわからないし。自分のそばに置いておきたいというのはわかるけどね。
だとしたら、ランがラチアに居続けたいと言った時含みを持たせなくても良いような気もします。あくまで妻という条件にこだわっているから？
ルミエは表情からして変わりました。イケメンだけど、やっぱりどこか自信のなさとか遠慮がちな顔が目立っていたけど、今は堂々としています。
イケメン度が増した感じ！うーん、ユスタフ推しだけど、ルミエも捨てがたい！
緑陰の冠 78話まとめ
今回は、「緑陰の冠」78話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
小箱、ユスタフに見つかったりして！
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