漫画「緑陰の冠」34話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「緑陰の冠」前話(33話)のあらすじをさらっと振り返り
新年早々首都へ向かったラン。
長い社交シーズンの始まりです。
皇后に謁見しなければならないし、パーティーも開かないといけません。
早速リベリーが訪ねてきました。
そこで、リベリーは既存の魔石鉱山を独占してきたキャメロン侯爵には気をつけろと忠告します。
ランに難癖つけてくるのは明白…。
「緑陰の冠」34話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ランとリベリーの目的は魔石事業を成功させること。
ダイヤモンドが高価な理由は希少だからではありません。
埋蔵量はそれほど少なくないのです。
ダイヤモンドに高値がつくのは、マーケティングの成果。
ランとリベリーの狙いはコレです。
皇族は魔術師がいるにも関わらず氷水晶を愛用していると広めるのです。
既存の魔石も質はそれほどよくはありませんが埋蔵量は少ないわけではありません。
今までは、キャメロン侯爵が独占して価格を維持していたのです。
ランはエルフやドワーフが作る魔法細工は、特別感を求める貴族の間で高値で売れるだろうとほくそ笑みました。
ラチア家のパーティーは社交界でステータスに
ランは早速お茶会や舞踏会を開きました。
魔法具や魔法細工の展示が主な目的です。
邸宅内の暖かさや珍しい照明具などに招待客たちは目を見張りました。
あっという間に噂は広まり、ラチア家のパーティーに招待されるのが社交界のステータスになるほどです。
反面、ランに対するよくない噂も囁かれるように…。
ラチアの血筋ではないことを蔑んだり、ユスタフに当主を譲る気なんてないだろうなど、言いたい放題です。
挙げ句に首都には結婚相手を探しに来たんだろうとまで!
そんな噂が出回ったものだから、意図せずして求婚者が後を断たなくなります。
高価な花束が贈られてきたり、夜中に窓の外から愛の歌を歌われたり…。
魔石事業を独占してきたキャメロン侯爵の怒り爆発!
ラチアの氷水晶のおかげで魔石の価格が暴落したことで、キャメロンは激怒していました。
何度も乗り込んできたので、いいかげん釘を刺してやろうと思ったランは会うことにします。
高飛車な態度のキャメロンに、ランも好戦的な態度。
キャメロンはランのことを貴族でもないとバカにします。
貴族には貴族のやり方があると宣うので、ランは自分の商品を取引しているだけだと返しました。
ヒートアップしたキャメロンは、怒鳴るしテーブルまで叩いて恫喝します。
言っていることもめちゃくちゃ。
飄々とやり返すランに、キャメロンは寝首をかかれないように気をつけろと物騒な言葉を投げかけて出ていきました。
ランは側にいたブレインに、領地戦でも仕掛けてくると思うかと訊ねます。
冬は休戦期間だから動かないだろうし、領地戦をするには皇帝の承認が必要だと答えるブレイン。
まずは書面で届くと聞いて、ランはひとまず安心します。
その時、リベリーが来たと知らせを受けました。
ラチアの当主らしく身なりをきちんと!
リベリーは首都で有名なドレスサロンのマダム・ヌワーズを連れてきました。
ランがあまりに無頓着なので、見るに見かねたようです。
ランはドレスを作ることにしますが、同時に侍女の制服も注文しました。
皇后のお茶会に参加するラン
ランは皇后のお茶会に招待されました。
見ると、ランの他にも誰か来るようで席が用意されています。
皇后が皇太子妃も同席すると言うので、ランは戸惑いました。
「緑陰の冠」34話の感想と考察
キャメロンは相当怒っていますね。
今まで独占して儲けてきたのだから当然ですけど。
寝首をかかれないようになんて、ランとしたら刺客でも送ってくるつもりかな?ってブレインに訊きたくもなります。
ブレインはパーティーも控えるように助言しますが、ランはそんな気はなさそう。
ガンガン稼いで財政が潤った状態でユスタフに当主を譲ろうと思っているのかな?
ラチアのお金と自分の小遣いは別、って前にユスタフに言ってたから。
キャメロンはこのまま引き下がるわけはないから何か仕掛けてくるでしょう。
本当に領地戦に乗り出すかもしれませんね。
今ラチアに残っているのは成人前のユスタフだから甘く見ていそう。
皇后のお茶会で、ランは皇太子妃が来ると聞いてぎょっとしているけどどんな女性?
ランが気にするということはユスタフに関係していると思うけど…?
「緑陰の冠」34話まとめ
今回は、「緑陰の冠」33話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
キャメロン大激怒!どんな仕返しをされる?