漫画「接近不可レディー」8話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
接近不可レディー 8話の注目ポイント
前話のあらすじ
クリスティアンはヒリスが異能を発現したことを聞きつけ、さっそくイノアデン家に向かいました。そこでまさに異能を使う場面を目撃します。
クリスティアンはガブリエルの婚約者ですが野心家。ヒリスの開花を知って近づいてきます。もうガブリエルは用無しなのです。
クリスティアンの下心
ヒリスの回想で、2回めの人生でクリスティアンの甘言に身を委ねてしまったことが明らかになります。でも、それを後悔していました。だからクリスティアンが話しかけてきてもいっさい無視して拒絶したのです。
容赦ないヒリス
ガブリエルに泣きつかれたリカルドがヒリスの部屋に怒鳴り込んできます。ところが、呆気なく逆襲されてしまい…。もう今までのヒリスではないことを、そろそろリカルドもわかり始める？
接近不可レディー 8話のあらすじ（ネタバレ注意）
ヒリス、2回めの人生の選択
ヒリスのタイムリープはいつも同じ場面から始まりました。ガブリエルの魔獣が暴れて大騒動になったときです。
初めてのタイムリープで2回めの人生が始まった時、ヒリスはひどく混乱しました。リカルドに手を振り払われ階段から落ちた1回目の人生が夢なのか現実なのかも分からずただ恐怖に震えていたのです。
そこへ現れたのがクリスティアン・パルベノン。彼は冬の一族であるパルベノン家の後継者でガブリエルの婚約者でした。しかしヒリスは密かに彼を慕っていました。
異能を発現して益々居場所のなくなったヒリスに、クリスティアンは甘い言葉を囁き一緒にパルベノンに行こうと誘ってきたのです。ガブリエルとは政略結婚のために決められた婚約だから、心はお互いにないと嘯くクリスティアン。
この時ヒリスは、これがいつか覚める夢だとしても欲張ってもいいのではないかという自分の中の誘惑に負け、クリスティアンの手をとってしまったのです。
8回目の人生をやり直している今、ヒリスはこのときの決断を愚かなことだと心から思っていました。思い返せば、いつもヒリスの開花を家族以外で最初に知る人物はクリスティアン。
そして彼がヒリスに告白をするのもいつも異能が開花してからだったのです。クリスティアンの目的が、ヒリスと結婚することによって弱まったパルベノン家の異能を強化することであるのは見え見えでした。
今日もさっそく近づいてきたクリスティアンに呆れるヒリス…。
本気の攻撃を見せるヒリス
ヒリスはお腹が空いたのを感じて、メイに食事を持ってくるよう命じました。メイは異能を見てから態度が一変しています。すぐに用意をすると言って部屋を出ていこうとしました。
しかしドアを開けるとリカルドが怖い顔で立っています。庭でガブリエルを宙吊りにしたことを聞きつけ、怒鳴り込んできたのです。
しかしヒリスが開花したことをまざまざと思い出し、語気を弱め攻撃した理由を説明するよう求めました。ヒリスは攻撃なんてしていないと答え、邪魔だから退かしただけだと淡々と告げます。
ヒリスの悪びれない態度に腹を立てたリカルドが怒鳴りつけました。ヒリスはクスッと笑うと、お兄様と私の考える攻撃の基準が違うようだと告げ、リカルドに向けて攻撃を繰り出します。
ものすごい音がして、リカルドの後ろの壁に大きな穴が開きました。腰を抜かしているリカルドに、私の考える攻撃はこういうものだと冷たく言い放つヒリス。リカルドは恐怖に震えました。
接近不可レディー 8話の感想と考察
やっぱりヒリスはクリスティアンのことが好きだったんですね。クリスティアンもそれを感じていたからちょろいと思っているんでしょう。実際過去に甘い言葉をかけたら呆気なくついて来たわけだし！
その後どんな結末を迎えたのはまだ明らかになっていないけど、悲惨な最期を迎えたことだけは確かでしょう。ヒリスはその経験があるからクリスティアンの本性を知っているんですね。
リカルドはヒリスの開花を知っているのになぜあんなにも強気？まだこの段階では父親であるディエゴも力があるからヒリスを抑え込めると高を括っているのかも。
でも、今回のヒリスは今までと違います。7回も騙され利用された人生を経験しているから、もう言いなりにはなるつもりはありません。このままやりたいように生きていってほしいです。
ただ、ヒリスの目的がいまひとつわからないんですよね。復讐するつもりなら、さっさと2人をやり込めて当主の座を奪ってしまえばいいのに…。やっぱりディエゴの力がまだ強い？
接近不可レディー 8話まとめ
今回は、「接近不可レディー」8話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ヒリスはいつも氷のような凍てついた表情をしているから、過去生の回想シーンの彼女はまるで別人に見える…。何もかも吹っ切ったから動じないのかも？
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