漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」4話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
悪女は砂時計をひっくり返す4話の注目ポイント
アリアの1度目の人生で、伯爵にハンカチを贈るのはミエールでした。当時は何をやってもミエールには敵わないと思っていたアリア。
でも、回帰してからはそう思い込んでいただけだと気付き始めます。じわじわとミエールを追い込んでいくアリアですが…。
悪女は砂時計をひっくり返す 4話のあらすじ（ネタバレ注意）
次に流行るのは毛皮では？アリアの提案
家族揃っての食事の時、伯爵がそろそろ他の事業にも手を出してみようかと口にします。するとミエールが皮革はどうかと言い出しました。
でも、アリアは皮革が流行らないことを知っています。管理も大変だしなにより匂いがよくない…！実際一昨年から流行ると言われているのにその兆しもないのです。
アリアが一言いいですかとお伺いを立てました。珍しいことなので伯爵も意外そうな顔をします。侍女たちはバカな子が何を言い出すのかと冷やかしの目でアリアを見ていました。
アリアは皮革は染色をしても色落ちしやすいし洗いにくいこと、管理も難しいから今後も流行らないと思うと意見して、毛皮のことを持ち出します。
最近王女が北の方へ行った際、大量に毛皮を購入したと聞いたと…。
伯爵はその話をどこで聞いたのかと訊ねますが、アリアは誰だったかしらととぼけます。内心では、早く確認すればいいのにと思っていると伯爵が執事を呼んでなにやら伝え始めました。
それを見て、アリアはやっぱり思い出せませんとにっこり笑い…。バツが悪くなったミエールが話題をそらしました。
伯爵にハンカチを渡すアリア
伯爵はアリアの提案通りさっそく毛皮の取引を始めたようです。見送りの時、アリアは伯爵に刺繍入りのハンカチを渡しました。
見事な出来栄えに伯爵も目を見張ります。大事にすると言って受け取ってくれました。それを見ていたミエールは体を震わせて悔しがります。
アリアはわざとミエールもほしかった？と声を声をかけました。横にいたカインにも振ると僕はいらないと即答します。アリアとしてもカインはどうでもいいと思っていました。
ミエールの悔しがる顔が見たいだけだったから！
しばらくミエールの部屋からかんしゃくをおこしている叫び声が聞こえました。アリアはこうやって先を進んで差を広げてやると思っています。そして結末も変えてやると…。
母と娘のティータイム
アリアは母親の伯爵夫人と庭でティータイムを楽しんでいました。2人並んでデッキチェアに寝そべって気持ちいい風を感じます。
唐突に伯爵夫人がアリアもそろそろいい人を見つけないとと言い出しました。まだ14だとアリアが返すと、もうすぐ15歳よと言われます。
伯爵夫人は自分がアリアくらいの年の頃は大変だった…と遠い目をしました。子供を抱えて生きていくのは並大抵のことではないことはアリアにも理解できます。私を捨てればよかったのにと呟きました。
伯爵夫人は産んで後悔したけどいい方向に進んだと飄々と返します。そうなの？とアリアが訊くと今の生活はいいでしょうとあっけらかんと答える伯爵夫人。
アリアはお母様だから乗り越えられたんだと心から思いました。そして見捨てずに連れてきてくれたことに感謝します。過去、母親が毒殺されたときに何もできなかった自分を悔やむアリア。
伯爵夫人が話題を変えてオスカーのことを切り出しました。ミエールがぞっこんなのは承知の上です。プレデリックとロースチェントは素晴らしい組み合わせだと口にすると、ロースチェントの息女は2人だと言い添えました。
伯爵夫人はアリアには幸せになって欲しいと伝えます。アリアは心の中でご心配なくと答えました。
ミエールに復讐する覚悟は充分できています。清々しいほどの青空を見上げながら、人間は他人の不幸に快楽を感じるらしいと嘯くのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す4話の感想と考察
アリアは時をさかのぼって、改めてミエールを観察するとたいしたことないな、って思うようになります。前は何をやっても敵わないという先入観があったことに気付いたんですね。
伯爵夫人ってこのとき32歳という設定です。アリアがそろそろ15歳と言っていたから17歳の時の子供。
一見子供に愛情がなさそうに見えるけど、アリアのことを大切に思っているのかもしれないですね。
悪女は砂時計をひっくり返す4話まとめ
今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」4話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
まだまだ序盤だけどミエールを刺激し過ぎのような…。
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ついにコミック版が発売されました！
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- ★4.5以上の高評価！
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レビューを少しご紹介しますね。
ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい！ しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。
紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。
ずっと待っていた１巻の発売！紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。
電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ！
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