ピッコマで連載中の 「公爵家のメイドに憑依しました」 の99話を読んだので紹介します。
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目次
公爵家のメイドに憑依しました99話の注目ポイント！
ラファエレから呪いの秘密を聞かされたリアンドロは、皇帝を誰よりも先に見つけ出そうと思いました。見つけ出した時、皇帝は毒を盛られて瀕死の状態。リアンドロが手を下すまでもなく皇帝は息絶えます。
リアンドロはイベリナが危惧していたよりずっと冷静でした。でも、その心の内はわかりません。部屋に籠もってしまったリアンドロを心配して、ある行動に出ました。
公爵家のメイドに憑依しました99話のあらすじ（ネタバレ注意）
皇帝の最期
宮殿中を探しても皇帝は見つからないと報告を受けたリアンドロ。皇帝だけ別の場所に移動させる時間はなかったはずだと思い、別宮のどこかにいるはずだと考えました。
あとは自分で探すと告げ、中を探索し始めます。イベリナも同行しました。最後に残った部屋に入りますがそこにも姿はありません。
別の場所に監禁されているのではと言いながらイベリナが何気なく書棚の本に手を伸ばしました。その瞬間、書棚がぐるりと回転して隠し部屋が現れます。薄暗い部屋の中で、皇帝が口から血を流しながら倒れていました。
皇帝はリアンドロの姿を見ると神官を呼べと助けを求めます。しかしリアンドロはツカツカと皇帝に近づくと、毒を飲まされて咳き込む皇帝を見下ろしました。
呪われる相手をすり替える魔法とはどんなものですかと鋭い視線を送ります。自分の命を大切にする人がどうしてそんな残酷なことをしたのかと問い詰めました。
イベリナはただそんなリアンドロを見ているしかできません。
皇帝は後で説明するからと救助を急かしますが、リアンドロは後なんてないと言い捨てました。息も絶え絶えに悪態をつく皇帝に背を向け出口へと向かうリアンドロ。
苦しみながら懺悔してくださいというリアンドロの言葉も虚しく、皇帝は大量の血を吐いて絶命しました。リアンドロは謝罪のひとつもなくあっけなく死んでしまった、もっと苦しんで死ねばよかったのにと独り言のように呟きます。
イベリナはその表情からリアンドロの気持ちを汲み取ることができません。でも、真実を知ったらリアンドロが取り乱して反乱でも起こすのではないかと危惧していたのに、思いの外冷静だと安堵します。しかし今は混乱しているのかもしれないとも思いました。
イベリナが、壁にもたれて頭を抱えているリアンドロに近づくと、リアンドロはイベリナの肩に頭を預けてきます。イベリナはそっとリアンドロを抱き寄せました。
イベリナからのお誘いに
数日後、リアンドロとイベリナは邸宅に戻りました。突然消えたイベリナのことを心配していたセレナが泣きながら抱きついてきます。イベリナは安心させるようにセレナの背を撫でました。
リアンドロは邸宅に入るなり誰も来させるなと告げて部屋に閉じこもってしまいます。でも、しばらくしてイベリナはリアンドロの部屋をノックしました。
ドアを開けたリアンドロが不機嫌そうだったので、イベリナは謝って立ち去ろうとします。ところがリアンドロはイベリナだとわからなかったと言い訳をして、中へ入れとイベリナの手を掴みました。
手に持っている籠に気付いたリアンドロがそれは何かと訊ねます。実はイベリナは一緒にお風呂に入ろうと思って準備してきたのです。
急に恥ずかしくなったイベリナは、今日じゃなくてもいいと告げました。でも、リアンドロは今日にしようと言いはります。さっきまでの不機嫌そうな顔は一変していました。
イベリナがいるから
花びらのたくさん浮いた温かい湯に2人で浸かりながら、イベリナが昔のことを話し出しました。
リアンが拳くらいの時に背中を流してあげたと言うと、拳くらいのだった時なんて一度もないとリアンドロが頬をふくらませます。子供扱いされてちょっと拗ねるリアンドロ。
真顔になったリアンドロが、なぜ何も訊かないんだと訊ねました。訊いてもいいんですかとイベリナが返します。
リアンドロは、呪いのせいで部屋から出ることもできずに、両親や周りの人に嫌悪されていた辛い日々を忘れることはできないと漏らしました。
私だったら耐えられなかったし、今のリアンのように普通にはしていられないだろうと慰めるイベリナ。リアンドロはイベリナのおかげでこうしていられると、穏やかな目を向けます。
そんなリアンドロを見て、イベリナは最初の頃警戒心むき出しだったリアンドロを思い出し、彼の辛さや恐怖、孤独を考えると涙が滲んできました。
リアンドロは、皇帝への憎悪は相変わらずあるけれど、呪いが解けてイベリナが側にいて幸せだけが残ったと口にします。だから過去に執着したくないと…。
イベリナもそれを聞いて安心しました。嬉しいですと笑顔を見せるイベリナ。リアンドロと目が合いました。そろそろ上がるかと熱い視線を向けます。イベリナはリアンドロに抱きかかえられて浴室を出ました。
公爵家のメイドに憑依しました99話の感想
過去に縛られたくないというリアンドロの気持ち、わかります。でもどうしても様々な感情が湧いてきて心が乱れるのは当然だから、リアンドロにとってイベリナの存在は今も大きいんでしょうね。
慰める方法が一緒にお風呂って…イベリナくらいしかできないかも？リアンドロのセリフにもありました。お風呂セット持って現れたら皇帝なんか思い出しもしない、って。
公爵家のメイドに憑依しました99話まとめ
今回は、「公爵家のメイドに憑依しました」99話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
余談だけど、イベリナ大胆だなと思ったら2人ともバスローブを着てますよ。
