漫画「緑陰の冠」44話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠44話の注目ポイント
ユスタフにとってランが特別なことは誰の目にも明らかです!毎回ランとユスタフの絡みでは、胸キュン寸前の生殺し状態を味わっている読者の一人であります!
今回も、いや弟はそんなことしないし、優しさだけでもしないでしょお!ということをユスタフはさらーっとしちゃってますよ…。
緑陰の冠 44話のあらすじ(ネタバレ注意)
ユスタフは、緑影からランがイルミニティ伯爵に人探しを依頼していると報告を受けます。緑影を使わないということは自分に知られたくないのだろうと察するユスタフ。
調査はこれ以上不要だと告げると、護衛をつけるよう命じました。
夜中の庭園でバッタリ
ある夜、ランは眠れないので庭園を散歩していました。そこへユスタフが現れます。ユスタフも眠れなくて素振りでもしようと庭に出たのです。
何気なく、私も習おうかなと口にするラン。乗馬から習った方がいいのではとユスタフにからかわれます。ランは剣術の練習を見学したいと言い出しました。
ふと見ると、ランは靴を履いていません。ユスタフはため息をつきランを抱き上げました。驚いたランが大きな声を出したので、何事かと思ったブレインが走り寄ってきます。
こんな夜中に庭にいるブレインも怪しい…。ユスタフは何をしているのかとギロリと睨みます。
個人的なことだと口をつぐむブレイン。それ以上追求せず、ユスタフはランの履物を持ってくるよう命じました。
ランもブレインを訝ります。でも、もしかして侍女の誰かと密会でもしているのかと勘ぐりにやっと笑いました。するとユスタフがランも誰かと会う予定だったのか訊いてきます。
ランは「ううん」と答えてユスタフにぎゅうっとつかまりました。
ユスタフにドキドキ?
ランをベンチに座らせると、ユスタフはさっそく剣術の基本動作を見せてくれました。絶対自分にはできないと思うラン。
ブレインが履物を持ってきました。するとユスタフがしゃがみこんで、ランの足を拭き始めます。
困惑するラン。そのまま履いてはダメだというユスタフを制して、大丈夫だからと断りました。ランの顔は真っ赤!
今度から邸宅内でも裸足で出歩かないよう諭され、ランは素直に頷きます。ランがお姉さんぶって、誰にも優しくしたらダメだと言うと、誰彼かまわず優しくしないと返すユスタフ。
じゃあ私に優しくするのは姉だから?と思うランですが、普段は姉扱いなんてしないのにと呆れてもいました。
剣術の続きが見たいというランの要望に答えて、ユスタフが続きを始めます。その時ランはなぜか胸がドキドキしているのでした。
ランへの嫌悪感を顕にするミロ公爵
皇太子のランへのあからさまなアプローチに、ドバン・ミロ公爵も怒り心頭でした。オリビアに、皇太子と結婚させたのは父親の間違いだとまで言い出します。
オリビアはランのことを評価していて、皇太子が惚れるのも理解していました。でも、皇太子の手に負えるような女じゃないと思っています。
ドバンはランのこともそうですが、そもそもラチアに対していい感情を持っていません。皇帝から爵位を授かったわけではないからです。名ばかりの公爵家だとバカにしていました。
といっても、ラチアの歴史は皇室より長いことも事実。ドバンはいずれユスタフが当主になったらランの役目は終わるから、その後は皇太子に弄ばれて捨てられるだけの女だと言い捨てます。
そんなドバンに、オリビアはランのことを羨ましいのかもしれないと口にしました。でもオリビアは私には私のやり方があると心の中で呟くのでした。
リベリーにお願い
皇太子の執拗なアプローチに、ランもイライラを募らせていました。リベリーにも、宣伝効果は充分だから、皇太子とはこれ以上関わらないほうが良さそうだと言われます。
資金が集まったので、領地の大規模改修工事もしないとなりません。社交シーズンはまだ終わっていませんが、ラチアに帰ろうかと思い始めるラン。
ユスにはシーズン中はいるって言っちゃったけど…と考えていると、ユスタフに足を拭かれたときのことが頭をよぎり、顔が熱くなりました。
頭から振り払ったランは、リベリーに頼みがあると切り出します。ランは、極秘で新しい身分を作ろうとしていました。
緑陰の冠44話の感想と考察
漫画ではユスタフの体格がよくなっているのがわかるから、以前と同じような口調でランに言っててもなんかそこにLOVEを感じてしまうのは私だけ?
頬でも染めながらだったらキュンキュンするけど、ユスタフは相変わらず淡々としてます。それが彼の個性かもしれないけど…。焦ったりしている姿も見てみたい!
緑陰の冠44話まとめ
今回は、「緑陰の冠」44話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
オリビアが何かしでかしそうで怖いんですけど…。