漫画「彼女と野獣」12話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣12話のポイント
アスティナがテリオッドの寝室に入ってから1時間経っても何も起こらないのでオリバーたちは気を揉んでいましたが…。扉が開いて出てきたのは、気絶した獣大公を引きずったアスティナ!
それだけでもぎょっとするのに、アスティナが大公は性的不能だと淡々と言うから言葉もでません。さらに、アスティナは獣大公を躾けるつもりのようで…。
絵的に面白いので、ぜひピッコマで読んでほしい!
彼女と野獣12話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
数日後、アタレンタ邸宅内には目を見張る光景が見られるようになります。大公妃が巨大な狼になった大公を、鎖をつけて散歩させているという…。
初夜、アスティナは何を思ったか?
獣大公を引き摺って寝室から出てきたアスティナは、驚くオリバーたちに大公は性的不能だと告げました。事前に交尾に使う薬を飲ませていたとオリバーが説明すると、なら症状は深刻だとため息をつくアスティナ。
アスティナはいざとなったら正当防衛で大公を手に掛けるつもりでした。でも、予想外に大公が弱いのでそうもいかなくなったのです。
さらに、取引の条件は『大公の子を産む』ことなのに、すっかり苦手意識を植え付けてしまいました。どうしたものかと頭を抱えます。
とりあえず、頑丈な鎖を用意させ、部屋の大掃除を頼みました。
美女と野獣ならぬ飼い主と大型犬?
大公は暗い部屋に閉じこもっていたせいか、日光を浴びて散歩をさせると嬉しそうに走り回りました。はしゃぐ大公を見て、アスティナは性的不能になったのも引きこもっていたせいかもしれないと希望を持ちます。
そんな光景を目にした使用人たちは、やっぱり信じられません。でも、中には童話の美女と野獣のようだとうっとりした目をするメイドもいます。
ところが、童話の中の野獣は理性がありますが、アタレンタ大公には…。理性が残っていないのですぐに人に襲いかかります。そんな大公を『待て』のひと言で懐柔するアスティナ。メイドたちはまるで飼い主と大型犬だと思うのでした。
そんな中、アスティナに対して強い警戒心を持つ人物もいました。あるメイドは、アスティナの存在が自分の計画を台無しにするのではと危機感を感じています。そのメイドは身重でした。
アスティナからの無事を知らせる手紙
1周間が経った頃、ベラチェアカデミーのカンナの元へ実家から手紙が届きました。カンナはアスティナを止められなかったことで自己嫌悪に陥り寝込んでいます。悲報ではないことを祈りながら封を開けました。
読み終えたカンナは突然部屋を飛び出します。その手紙はアスティナから実家に送られたもので無事を知らせるものでした。カンナにも知らせるよう記されています。
カンナの代わりに請け負った不幸はそれほど大したものではないとあり、目的を果たしたら帰るつもりでいたと書いてあります。ただ、予想外のことが起きたため当初の10ヶ月という予定よりは長くなると。
筆跡も言葉遣いもアスティナのものだとカンナは確信しますが、実家に帰って直接確認しないと安心できません。急いで帰宅準備をしようと廊下を走り抜けるカンナ。
そのとき、一人の男とぶつかってしまいます。男はカンナを探していたようで、ベンジャミン・レアンドロスと名乗りました。
アスティナとは剣術の訓練をしていたと説明するベンジャミン。アスティナの婚約は本当かと訊ねました。
彼女と野獣12話の感想と考察
アスティナが冷静すぎてもう笑えるレベルです。肉体年齢は10代後半だから、オリバーたちもそりゃぎょっとしますよね。貴族令嬢が口にする言葉ではないから…。
でも、アスティナは真剣に獣の大公との子供を産もうと思っています。肝が座っているというかなんと言うか…!それにしても、ずっと獣のままなのでしょうか?
カンナの前に現れたベンジャミンはアスティナを剣術仲間と言ってます。どんな風に絡んでくるのか。アスティナを助け出そうとするとか?
彼女と野獣12話まとめ
今回は、「彼女と野獣」12話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
大公に鎖をつけて散歩とか…。アスティナの発想もぶっ飛んでますね。