漫画「彼女と野獣」10話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣10話のポイント
後継者を産むためだけに迎えられたアスティナ。でも、それも可能かどうかさえわかりません。狼のような姿になってしまった大公には理性もありません。
送り込もうとしている家臣も、今回がダメならまた困っている家門の令嬢をあてがえばいいと思っています。ところが、アスティナはみすみす命を投げ出すつもりなんて毛頭なく…。
でも、レテ家の破産を免れたのも事実だから最善を尽くそうと思っています。覚悟を持って(?)夜伽に向かいました。さて、どうなったでしょう!?
彼女と野獣10話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
夜の営みについてレベッカから指南を受けるアスティナ。レベッカが、大公の姿は狼に近く生態も似ているから、夜の営みもそうではないかと思うと神妙な顔で告げました。
大公との夜の営みはイヌの交尾?
大公の姿が狼だと聞いたアスティナは、せめて凛々しい動物でよかったと思っていました。ところが、イヌ科の交尾について聞いていくうちに…。さすがのアスティナも青ざめます。
それでも中身は壮絶な人生を生き抜いた女帝マティーナ。レベッカから聞かされた内容に驚きはしましたが、いざとなったら息の根を止めてしまえば…と物騒なことを考えるのでした。
罪悪感に苛まれる執事オリバー
夜伽の時刻になり、アスティナは大公の部屋へオリバーの案内で向かいました。久しぶりに道具として扱われる気分になります。最後にこんな気持になったのはテオドールと向き合ったとき。
つらい過去を思い出しながら、過ぎた過去だと顔を歪ませるアスティナ。そんなアスティナを見て、オリバーも悲痛な顔をします。こうした決定を下した家臣たちの会話を苦々しく思い出しました。
大公妃を迎えることが決まると、家臣たちは後継者を産ませることしか考えません。床入りで命を落とすことになったら、また別の令嬢を見繕えばいいと思っています。
さらに、あろうことか獣に交尾をさせるときに使う薬まで用意している家臣まで。神に懺悔する声が漏れる中、その家臣は成功率を上げるために役立つと飄々と述べました。
足を止めたオリバーはアスティナに謝罪します。ところが、アスティナはオリバーの横を通り過ぎて歩き出しました。
やっと新郎の顔が拝めると言って振り向くアスティナ。結婚式なのだから笑ってくださいと声をかけました。
アスティナと獣大公の初夜?
アタレンタ家からの支援でレテ家の破産が免れたのは事実だから、アスティナは最善をつくすつもりはあります。できれば大公を手に掛けたくはないと思っていました。
大公の寝室の扉が開けられ、中から獣の雄叫びが聞こえてきます。アスティナが中へ入ると、扉は再び閉められました。
静寂の中1時間が経ち―。
ベテランの侍女が若い子たちを部屋に下がらせました。オリバーは麻酔銃の準備も始めます。あまりにも静かなのでオリバーは部屋の中へ入ろうとしました。
そのとき、中からぐおぉぉといううめき声が聞こえ…。オリバーたちが身構える中、ドアが静かに開きます。現れたのはアスティナ。巨大な狼の足を持ち、引きずりながら出てきました。
そして、あれが勃たないのだと淡々と告げるのでした。
彼女と野獣10話の感想と考察
中で何があったのかわからないけど、獣大公はアスティナにやっつけられちゃったみたいです。若い女性が巨大な狼を引きずって現れたから、オリバーたちはびっくりしたでしょうね。
前世が女帝マティーナだからといっても、思考はかなりぶっ飛んでいると思います。まぁでも、あらゆることを達観していると言えるのかも…。
彼女と野獣10話まとめ
今回は、「彼女と野獣」10話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
一体部屋の中で何があったの!?