漫画「緑陰の冠」6話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
緑陰の冠6話の注目ポイント
リンドバーグはラチアの実験を握ろうと虎視眈々と狙っています。ランを丸め込もうとしますが、ランはそんなことを百も承知。さて、リンドバーグはランに何を言いに来たのでしょう。
そしてやっぱり気になるのはユスタフがランをどう思っているか!
緑陰の冠6話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
突然の訪問に、ランはどうしたのですかと訪ねました。リンドバーグは本題に入る前にと勿体つけて、ランに他の護衛騎士をつけようと思うと言い出します。
ランに対する忠義心が欠けているというのが理由ですが、リンドバーグの魂胆はバレバレ。ランはロスで十分だし護衛を増やすつもりもないと拒否しました。
するとリンドバーグは、ランの母親に多額の金を貸したと言い出し…。
リンドバーグ男爵の提案
リンドバーグは借用書を差し出しました。そこには1万ベラトという額が!利息だけでも毎月1千ベラトにもなります。3千ベラトで騎士団の装備を一新してもお釣りが来る金額なのでランは冷や汗が出てきました。
するとリンドバーグは息子のロビーと結婚したら借金を帳消しにしてもいいと言い出します。ランは心底ぞーっとします。ロビーは酒と女に溺れているとんでもない男。最近はギャンブルにまでハマっていました。
冗談じゃないとランは思いますが、今リンドバーグを敵に回すわけにもいきません。ラチアの財政を安定させるまで耐えようとぐっと堪えます。
借金のために結婚をするのは気が進まないとやんわりかわしました。リンドバーグはラチアの財政が逼迫していることをほのめかし、聡明な人に助言を求めるよう勧めてきます。
ランは叔父様のような人でしょうかと返し、ぜひ話を聞きたいと笑顔で答えました。
ロス卿の信頼を得たいから
ロスはランのことを信用していません。それを承知でランも護衛をさせています。
リンドバーグが来た日、ランは次から叔父と2人で話す時は執務室にある配管を開けると声が聞こえることを教えました。
ロスがなぜそれを教えたのか問うと、信頼されたいからだとランは答えます。そうする価値は十分にあると伝えました。
アカデミーのユスタフ
ユスタフが通うアカデミーは、帝国が設立した高等教育機関で伝統的に皇族が教育を受けてきました。そのため、貴族もこぞって子供たちを学ばせています。
ところが、そういった繋がりとは一線を期していたのがラチア。ユスタフがラチアで最初のアカデミー入学生でした。必然的に注目が集まります。
緑陰の冠豆知識
帝国には3つの公爵家があります。
- 氷壁のラチア
- 白銀のミロ
- 薔薇のウスラ
その中で最も閉鎖的なのがラチアです。
ラチアを表す言葉は、大賢者が眠りし場所・冷たくそびえ立つ氷壁・魔獣・実在する扉。帝国よりはるかに長い歴史を持つ家門でもあります。
ラチアはそういった面でも余計な注目を浴びる存在でした。人々の目を鬱陶しく思うユスタフ。
その日、ユスタフはランからの手紙を見て頬をほころばせます。早く卒業して帰ってきて!と添えられていました。
でも、ユスタフはまだランが本当に当主を譲り渡すつもりなのか訝しんでいます。ロスからの手紙にも目を通しました。
ランがブレインを洞窟に送り、借金を返すあてがあると言っていると報告があります。
ユスタフは、ランが木の上から落ちた自分の下敷きになったときを境に、すっかり人が変わったと気付いていました。
緑陰の冠6話の感想と考察
リンドバーグは原作ではユスタフと自分の娘を結婚させようとしていたはず。ランが当主になったから今度は息子かー。考えることはゲスいけど、貴族社会では珍しくもないのでしょう。
でも、相手が最悪なようです。不幸になる未来しか見えない…。早いところリンドバーグに借金を返済しないとしつこく言われそうですね。
ユスタフはやっぱりランのことは信用しきれないみたいだけど、『あのとき』を境に別人になったと気付いています。それ以前のランはどうだったんだと気になりますけど。
緑陰の冠6話まとめ
今回は、「緑陰の冠」6話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
最重要事項はリンドバーグの借金返済だ!