漫画「彼女と野獣」9話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣9話の注目ポイント
アスティナが到着して、翌朝には婚姻誓約書に署名しました。本人は獣になっているからオリバーが対応します。なんとも大雑把な結婚…。アスティナはぞんざいな、って表現してます。
その夜にさっそく初夜を迎えるのですが、相手は人間じゃありません。指南役の夫人がやってきますが…。
彼女と野獣9話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
到着予定の前日の夜に、それも令嬢が一人で馬に乗ってやってくるなんて前代未聞です。
オリバーも驚き戸惑いました。
帝国第1の騎士―アスティナの言葉に…
アスティナは、姉が悩んでいる間に稼げる時間が1日しかなかったと、わかるようなわからないような説明をしました。とても疲れているから挨拶は容赦してほしいと告げます。
先に横になりたいというアスティナを見送るオリバー。死ぬと分かっているのに急いできたというアスティナのことを不思議に思っていました。挨拶をしていなかったことに気づき、慌てて歓迎の言葉をかけます。
するとアスティナは、帝国第1の騎士の故郷に来たことに謝意を伝えました。
『帝国第1の騎士』とは称号ですが、もう歴史上でしか残っていません。オリバーはアスティナへの評価をさらに高めます。同時に、生贄に捧げることへの罪悪感も強まるのでした。
アスティナの決意、ダメだったら…
用意された湯に浸かり、旅の疲れを癒やすアスティナ。アスティナはアカデミーを出てすぐにレテ家に向かいました。
なぜカンナを嫁がせることにしたのかと詰め寄ると、アタレンタ家が選んだと母も声を荒げます。自分でどちらかの娘を差し出すような選択などできないと興奮して泣きじゃくる母を見て、アスティナも悲痛な顔に…。
アスティナは自分の意志でアタレンタに嫁ぐと告げました。
アスティナはやすやすと生贄になるつもりなんてありません。大公の姿を見てから決めようと思うアスティナ。跡継ぎを産んで解決できるならそうしようと思っています。
でも、もしそれがダメなら退治するしかないと決めていました。それが、獣となった男にとってせめてもの救いになるだろうと。
あっけない!大公妃になっちゃった
翌日、オリバーは重い足取りでアスティナの部屋へ向かいました。婚姻誓約書を書いてもらうためです。逃げられたら困るから、早々に済ませたいオリバー。
ノックをしても返事がありません。すると背後から声をかけられます。ひと汗かいたアスティナでした。
アスティナはオリバーの持っている書類を見て、婚姻誓約書だと察します。こんなぞんざいな結婚は聞いたことがないと内心思うアスティナ。でも、早いに越したことはないと思い直します。
アスティナが誓約書に目を通している間、オリバーは横に控えていました。アスティナの言動に驚きを隠せません。今まで見たどの令嬢とも違っているからです。
アスティナは初めて知る夫の名前を声にだして呟きました。テリオッド…テオドールと似ていると…。テリオッドの署名は印鑑で済ませていました。うながされるままアスティナは署名します。
淡々とした態度のアスティナにオリバーはかえって戸惑いました。とても怪物に嫁ごうとしているようには見えないほど落ち着いているからです。
大公との夜の営み指南
午後になると、ファレット男爵夫人がアスティナのもとへやってきました。レベッカと名乗ります。アスティナは初めてアタレンタ姓で挨拶しました。
レベッカは床入りの指南にやってきたのです。事情が事情だけに、レベッカの声は震えていました。言いにくそうに、テリオッドは狼のような姿をしていると告げるレベッカ。
さらに声を詰まらせ、生態もそれに似ていると…。意を決したように、夜の営みもそうではないかと思うと言い放ちました。
彼女と野獣9話の感想と考察
アスティナにテリオッドのことを伝えるレベッカが可笑しいです。いたって大真面目なのはわかるけど、貴婦人が二人して狼の生態を話そうとしているのかと思うと吹き出しそうになっちゃいました。
オリバーは本当に心を痛めている様子です。使用人たちも同じだろうけど、家臣はひどい。アスティナはできることなら跡継ぎを産んでお役御免になりたいと思っています。でもまだテリオッド本人を見ていない…。
さて、次回は獣大公と初顔合わせとなる?まさか剣を持って床入りするわけじゃないと思うけどどんな結果になるのでしょう?
彼女と野獣9話まとめ
今回は、「彼女と野獣」9話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
狼の生態に近い男の子供を産めるの?いや、その前にデキるの!?