漫画「彼女と野獣」8話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣8話の注目ポイント
領主が獣になってしまったアタレンタでは、後継者問題で家臣たちは頭を悩ませていました。そこで家臣の一人であるバーノン男爵が大公妃を迎えることを提案します。
獣の大公に貴族令嬢をあてがおうというのだから非難も出ますが、代替案などありません。
アスティナが嫁ぐまでのアタレンタでどういう話があったのか、そして執事のオリバーが一人心痛めている様子が描かれています。
そして最後にアスティナ登場!
彼女らしい登場シーンです。
彼女と野獣8話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
大公妃を迎えようとなったときのアタレンタ大公家での会議の様子から始まります。
テリオッドが獣になってから1年が経った頃、家臣たちは後継者問題で頭を悩ませていました。
オリバーの悲痛な思い
今まで、もしやと希望を持って死刑囚を寝室に送り込んだこともありました。ところが5人の内2人が命を落としたのです。もはや大公に近づくことすらできないと肩を落とす家臣。
執事のオリバーはやるせない気持ちでいっぱいでした。
1年前、突然テリオットは遺伝病を発病したのです。昨夜の記憶がないと訴えるテリオッドに、オリバーは疲れているのでしょうと慰めますが、すでに獣へと変貌し始めていました。
アタレンタ大公家の遺伝病
アタレンタ大公家は100年の間に15回も跡継ぎが入れ替わっています。10人は成人を迎える前に遺伝病になるか亡くなるかでした。
遺伝病にかかると、理性と知性を失い怪物になってしまうのです。その姿も、体中が体毛で覆われ、爪は凶器のように伸び獣へと…。
通常遺伝病の兆しが見え始めるのは20歳前の青年期ですが、テリオッドは25歳で発病したのです。テリオッドは急速に悪化し、すっかり獣の姿になり理性が失われる寸前に、オリバーに私を閉じ込めろと命じました。それは命令というより懇願でした。
バーノン男爵の非人道的な提案
会議の席で、バーノン男爵が獣になってからでも跡継ぎは可能ではないかと言い出します。獣でも交尾をするとひどい言葉を使ったので気色ばむ家臣もいました。
それに、噂が広まっている現状で、婚姻を結ぶ家門があるとも思えません。しかしバーノンは、弱みを持つ家門から迎えればいいと言い放ちます。
そうしてレテ家に話が持ち込まれたのでした。
アスティナの1日早い到着
会議から1ヶ月後、オリバーはレテ家からの令嬢を待っていました。外は雨。真っ暗な雨空を眺めながら、明日到着予定のアスティナのことを考えていました。
アタレンタ家としては、長女に婚姻を持ちかけたのです。秀才で容姿端麗と評判の次女より、物静かな長女の方が嫁がせやすいだろうと思ったからでした。その時、オリバーを慌てて呼ぶ声がします。
オリバーが玄関ホールに向かうと、ずぶ濡れになったアスティナが!
彼女と野獣8話の感想と考察
オリバーは嫁いでくるアスティナに対しても心を痛めていました。寝室に送り込んだとして、もしかしたら無事に出てこれないかもしれないから当然です。他の家臣が冷血漢過ぎるでしょう!
そのオリバーが、テリオッドのことを『高貴で美しかった』と嘆いていました。どんな容姿だったのか気になりますねー。そのうち明らかになるでしょう。
アスティナ、1日早い到着でそれも一人で馬に乗って現れました。アタレンタ家の使用人たちもびっくりです。アスティナらしい登場ともいえるけど…。
彼女と野獣8話まとめ
今回は、「彼女と野獣」8話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
バーノン男爵、わっるい顔してます。なにか仕出かしそう…。