漫画「彼女と野獣」28話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「彼女と野獣」28話の注目ポイント
正気を取り戻してから数時間、テリオッドは報告書や裁判記録に目を通しました。
オリバーからも話を聞いて愕然とします。
信じていた家臣がまさかそんなことを!!
オリバーに本当かと確認する気持ちもわかります。
おまけに領地運営もアスティナがこなしていたと聞いて驚きました。
でも、テリオッドは根が素直なのでしょう。
すんなりアスティナの能力を認めます。
家臣たちはテリオッドのことを侮っているようですよ!
言い包めることができると思っています。
淡々と状況を把握している風に見えるテリオッドですが…。
「彼女と野獣」28話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
正気を取り戻したテリオッドは、まずは自分が獣だったことで領地がどうなっているのかが心配!
家臣たちの裏切りをアスティナが処罰したとオリバーから聞いて、報告書と裁判記録を確認しました。
家臣の裏切りは本当だった!ショックを受けるテリオッド
家臣たちの裏切りが本当だと知ってショックを受けるテリオッド。
特にバーノン男爵の件は信じられません。
財産を着服した上に大公妃を暗殺しようとしたのです。
さらに、姦淫罪まで…。
愛妻家として有名だったはずだとオリバーにこぼしました。
オリバーは主君には恥部は見せないものだと諭します。
テリオッドは家臣の私的なことに関心を持ったことがありませんでした。
それが理想的な形だと教わってきたからです。
このときテリオッドは生まれてはじめて感じる感情を持て余しました。
バーノンの相手だったメイドへの処置と子供への養育費に関して、アスティナの措置は完璧でした。
次に領地運営に関しての報告書に目を通したテリオッドは、目を疑います。
オリバーに誰か代理人を雇ったのかと訊ねると、オリバーはにこやかな顔で大公妃が処理したと答えました。
テリオッドのプライドを慮ったら言えない…
朝が明け、テリオッドが人間に戻ったと聞いて屋敷も領地内も大騒ぎになります。
アスティナにぎゃふんと言わせられた家臣たちは浮足立ちました。
子供の頃から仕えてきた大公なら、アスティナの言葉より自分たちの方を信じるだろうと思っています。
もし激怒したとしても、上手く説明すれば何とかなると高を括っていました。
その頃執務室では―。
テリオッドが干し肉をかじっているのでオリバーはぎょっとします。
引き出しに入っていた干し肉で、もちろん獣のおやつ。
テリオッドはアスティナのおやつだと勘違いしていました。
オリバーはそんなテリオッドを見て、獣だったときアスティナが首輪をつけて躾けていたなんてとてもじゃないが言えないと冷や汗ものです。
家臣たちが大公に会いたいと邸宅の前で騒いでいると話題を変えました。
テリオッドは本当は腹が立っているのですが、彼らがどんな言い訳をするのか聞いてみようと思い会うことに…。
本心は獣に戻るのが怖い!
アスティナは夜中に邸宅を飛び出したきり帰ってきていません。
テリオッドは探すようにオリバーに指示しました。
オリバーはテリオッドが人の姿に戻ったと言いに来たときのアスティナの様子がおかしいことに気付いていました。
野獣から人間に戻るところを見てショックを受けたのかと誤解します。
まったく見当違いですが…。
テリオッドはアスティナに感謝していました。
訊きたいことが山程あります。
それにしても、なぜ人に戻ったのか不思議に思うテリオッド。
テリオッドは獣になる瞬間のことを思い出し身震いします。
あの瞬間がまた訪れたらと考えると、恐怖で胸が苦しくなるのでした。
「彼女と野獣」28話の感想と考察
テリオッドは驚いたりショックを受けているけど、案外平然としているように感じてました。
でも、やっぱり獣になる恐怖はあるんですね。
誰にもそんな弱気な姿は見せられないと思っているということは、今は理性的でいられる精神状態ってことでしょう。
家臣たち、バカなの!?
それともテリオッドがバカにされてる?
最後は情に訴えようってことですよね。
爵位剥奪しちゃえば良かったのに。
「彼女と野獣」28話まとめ
今回は、「彼女と野獣」28話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
状況がなんとなく飲み込めたテリオッドは、アスティナの能力を高く評価したみたい!
家臣たちはテリオッドに泣きつくのでしょう。
大公を舐めるな!