漫画「彼女と野獣」27話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「彼女と野獣」27話の注目ポイント
目覚めたら知らない女にキスされたり泣きながら首を締められたりしてたら、それは驚きます。
アスティナはテリオッドが獣の間の記憶がないことを知って慌ててオリバーを呼びに行きました。
アスティナが動揺したのは、人間に戻ったテリオッドがテオドールそっくりだったから。
何の因果だと思ったことでしょう。
テオドールは獣になっていた期間が1年近くだと聞いて、領地運営のことを気にかけます。オリバーから聞かされた事実に驚くテオドール!
経緯を聞いても、案外淡々としているテリオッドがちょっと不思議な感じです。
「彼女と野獣」27話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
人間の姿に戻ったテリオッドは、同時に正気も取り戻しました。でも、獣だった時の記憶はありません。アスティナに誰だと問いかけます。
アスティナはテオドールじゃないと気付いて、慌てて寝室を出ていきました。
正気を取り戻したテリオッド、気になることがたくさん!
テリオッドはアスティナを追いかけようとしますが、自分が素っ裸だと気づきます。とりあえず毛布を被って部屋をウロウロ…。そこへオリバーが駆けつけました。
人間に戻ったテリオッドを確認するように顔を触るオリバー。嬉し涙を流します。
部屋にいた女性が大公妃だと聞いて驚くテリオッド。さらに後継者を産ませるためだというので、家臣たちもどうかしていると呆れます。
それにしても、どうやって凶暴な獣から生き残ったのか気になりました。オリバーが大公妃は特別な人だと評するので、テリオッドは首をかしげます。
でも、獣に1年近くなっていたことで領地の運営がどうなっているかの方が気になりました。オリバーにいろいろ訊ねるテリオッドですが…。
オリバーからの報告に驚くテリオッド
獣になる前、水道の整備を予定していたのでアルデル準男爵はどうしているかとオリバーに訊ねるテリオッド。
アルデルは工事資金を着服した罪で自宅待機中でした。テリオッドはアルデルを誠実な人物だと思っていたので驚きますが、主がいない間に私腹を肥やす輩が出ても仕方ないかと考えます。
ところが、バーノン男爵が大公妃暗殺の罪で処刑されたと聞いて、一体何が起きたんだと慌て始めました。次々と家臣の裏切りを聞かされ、早急に調べなければと思うテリオッド。オリバーに判例をまとめた資料を持ってくるよう伝えました。
犬の毛だらけの執務室、説明に困るオリバー
執務室に入ったテリオッドは、なんだか犬のニオイがすると言い出します。オリバーはなんて説明して良いのかわからず言葉を濁しました。
テリオッドは大公妃が使っていたのだと察しますが、不在時のことだからと咎めようとはしません。ただ、犬の毛だらけなのはどうにかして欲しいとため息をつきました。
なんでそっくり?動揺するアスティナ
一方、アスティナはオリバーにテリオッドのことを伝えた後、無我夢中で庭園を走っていました。
テオドールの叔母セリンヌ王女はアタレンタ公爵に嫁いだので、アタレンタ家にブランチェの血が受け継がれています。だから、テリオッドがテオドールに似る可能性は十分ありました。
だからといって、生まれ変わった自分の夫がテオドールそっくりだなんて!
アスティナはひどく動揺するのでした。
「彼女と野獣」27話の感想と考察
1年間の記憶がまったくないのだから、テオドールも不安じゃないでしょうか。でも、そうなった理由が分かっているから取り乱さないのかも。
家臣を信用しているみたいだけど、真実を知ったらショックを受けそうですねぇ。それにアスティナが有能なことにも驚くでしょう。
テリオッドという人物が本来どういう人なのかまだわからないから、アスティナに対してどんな態度をとるか気になります。ただ、今の感じなら怒ったりしないのでは?
いい意味でも悪い意味でもお坊ちゃまって感じ。
「彼女と野獣」27話まとめ
今回は、「彼女と野獣」27話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
犬のニオイも毛も、大公のですなんて言えないオリバー…。それにしてもテリオッドは器が大きいのか世間知らずなのか。家臣にそうとう裏切られてますよ!!