漫画「彼女と野獣」30話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「彼女と野獣」30話の注目ポイント
テリオッドは初対面でアスティナが泣いていたのを見ています。
首も絞められましたが…。
このときも目に涙を浮かべていたから、故郷に恋人がいて結婚のために別れたんだろうなんて誤解してしまいます。
テリオッドは常識人なんだろうけど、ちょっとお花畑という感じも無きにしもあらず…。
年下のアスティナにあることを言われてキョトンとします。
アスティナというよりマティーナらしい言葉。
何歳なの!?って思いたくもなります。
「彼女と野獣」30話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アスティナは夢でうなされて目を覚ましました。
その顔には涙が滲んでいます。
隣にテリオッドがいることに気づいたアスティナ。
髪色は違うのに、やっぱりテオドールと重なります。
二人は改めて自己紹介をしました。
テリオッドの乙女な勘違い
二人は昨夜のことをお互いに謝罪し合います。
テリオッドはよく悪夢をみるのかと訊いてきました。
アスティナは身を固くして言葉を詰まらせます。
その様子を見て、テリオッドは故郷に恋人でもいるのかと勘ぐってしまいました。
ただの夢だと答えるアスティナに、悲しそうだったとテリオッドが言うと…。
悲しい夢だと言う割に、もう覚めたからお構いなくとしれっと答えるアスティナ。
テリオッドはこれ以上聞くのは失礼だと思って口をつぐみます。
すっかり恋人がいたんだと思いこんでいる様子。
罪悪感すら感じました。
アスティナが上着を返してきたので、冷えるから着ているよう告げます。
ところがアスティナは必要ないと固辞しました。
気が強い女性だとテリオッドは思っていますが、アスティナは獣のときのか弱い怪物大公が心配だったのです。
結局、テリオッドは上着を手に持ち、先を行くアスティナの後をついて歩き出しました。
アスティナのテリオッドへの助言
邸宅に戻る途中、テリオッドはアスティナにこれまでのことを聞いたと告げます。
いきなり妻だといわれた人間の言うことを信じるかわからないけれどと前置きして、アスティナはすべて事実だと答えました。
アスティナは獣だった時の記憶がないことを確信します。
それなら勝手に公務を処理したことを責められるかもしれないと思いました。
ところがテリオッドの口からは感謝しているという言葉が!
大公の威厳を傷つけたことは咎めないのかと、アスティナはイジワルな質問をしました。
テリオッドは返ってアスティナがアタレンタに失望したのではないかと気がかりだと返します。
アスティナのことを恩人だとさえ口にしました。
反面、家臣の裏切りはまだ信じられないとショックを隠しきれないテリオッド。
アスティナはもし大公が健康であったら何も起きなかっただろうと慰めました。
ただし―とアスティナが切り出します。
人間は善か悪のどちらか一方では割り切れないと心に留めておくよう助言しました。
テリオッドは目を丸くして驚きます。
彼女よりずっと年上のオリバーと同じことを言うからでした。
アスティナはなおも続けます。
人を心から信じることほど愚かなことはないと心に刻むようにと。
そのとき、アスティナはテオドールとの前世を思い出していました。
テオドールを信じていた頃の…。
「彼女と野獣」30話の感想と考察
アスティナはカンナいわく、年寄りみたいな言葉遣いです。
その口調は誰に対しても変わりません。もちろん相手によって敬語は使うけど。
でも、マティーナの記憶を持っているから仕方ないのかも。
流浪の民から騎士、そして女帝になった人物ですからね…。
テリオッドからしたら、自分より年下の若妻です。
でも、中身は…かないっこありません。
こんな感じでやりとりを続けていくと思うと可笑しくなります。
いつかここに恋愛フラグ立つとは思うけど…。
「彼女と野獣」30話まとめ
今回は、「彼女と野獣」30話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
テリオッドはアスティナには恋人がいたなんて乙女チックな勘違いをしますが、当たらずも遠からず…?テオドールの夢ですから!