漫画「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」8話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
野獣のような皇太子に愛されすぎてる8話見どころ
忠の退職願いをあっけなく許可する皇帝。…のわけがありません。皇帝は娘を溺愛する忠の弱みに付け込んで、引き止める作戦に出ます。
辞めるなら花蓮を皇太子妃候補に選ぶぞ、という暗黙の脅しでした。
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野獣のような皇太子に愛されすぎてる8話のあらすじ
蓮皇帝が昼食に誘った場所は屋外のあずま屋。なんでこんな寒い日にと思いながら向かうと、柱の影に隠れて顔は見えませんが皇帝の他に誰かいます。それは次男の江でした。
忠の退職願いをあっさり許可?
江は皇太子と共に輪国との戦争に出兵していました。帰宮予定は明日。江は花蓮が目を覚ましたと聞いて急いで帰ってきたのですが、皇帝に呼ばれたのでここにいるのでした。
皇帝は、長く戦地にいた江を労って、皇帝の護衛隊に昇進させてはどうかと忠に訊いてきます。忠が答える前に江が実力不足を理由に断りました。
皇帝は満足そうに頷いて、忠の教育を褒め始めます。花蓮の話題が出たのでここぞとばかりに、忠はどれだけ花蓮を心配していて目が覚めた今、残りの人生を娘と一緒に過ごしたいと熱望しているかを説きました。
官職を降りて隠居したいと申し入れる忠。するとあっさり皇帝は受け入れます。すぐにでも聞き入れようとまで…。忠が訝っていると、皇帝は唐突に皇太子の年はいくつか知っているかと訊いてきました。
花蓮をダシに!?皇帝の引き止め作戦
皇太子は23歳。そろそろ皇太子妃を選ぶ大会を催したいと思うがどう思うと忠に訊ねる皇帝。忠はもう自分には関係ないと思っているので、良い案だと適当に返事をしました。
皇太子妃候補に選ばれたら拒否できません。そこで忠ははっと気付きます。辞めたら花蓮を候補に入れると脅しているのです。
皇帝と忠はながーい付き合い。いろいろ見逃してやったりして、誰のおかげで今の地位に立っていられると思っているんだと心の中で悪態をつく忠。さすがにこれは酷いと訴えると、辞めなければいいと言われます。
仕事量を減らしてくれと言っても人を増やせと言われ、人を増やすと使い物になったら他の部署に異動させられる始末。仕舞いには自費で雇えとまで言われ、忠は我慢の限界。
声を荒げる忠を、江が落ち着いてくださいと宥めました。すると矛先は江に向かい、花蓮を皇太子に嫁がせろと言ってるんだぞと話が飛んでいます。江は候補に上がったからと言って選ばれるわけじゃないと説きました。
江は本当に候補になるだけなら大したことはないと思っています。花蓮が美人なのはわかっていますが、皇太子妃は容姿だけで決まるものではありません。幼少の頃から教育を受けている令嬢も大勢います。
忠は、花蓮を見たら誰もが気に入ると過剰な心配をしていますが、江は12年間も眠っていた花蓮が選ばれるはずもないと冷静に見ていました。
皇太子が花蓮に一目惚れするわけがない?
戦場で一緒に戦った江は、皇太子がどんな人物かよくわかっています。戦地とはいえ、老人や女子供まで躊躇せず刀を振り下ろせる残虐な性格でした。
人として最も大切なものが欠けている皇太子は、愛だとか一目惚れだとかおおよそ無縁。江はあの皇太子に限ってそんなことはないと断言しました。
野獣のような皇太子に愛されすぎてる8話の感想と考察
忠が退職したがっているのを知って、散々逃げ回っていた皇帝が昼食を一緒になんて言ってきたからには、絶対作戦があると思っていました。弱みに付け込んだわけです。
皇太子ってまさに花蓮がお弁当を食べさせた赤髪の大男ですから、もうこの時点でまずい展開になっているけど忠も江も知る由もありません。
それにしても皇太子は非道すぎる…。まぁでも、そんな男が花蓮に対してどう接していくのか楽しみではあります。
野獣のような皇太子に愛されすぎてる8話まとめ
「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」8話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
蓮皇帝にまんまとやられた忠。だからあんなに怒ってたのか…。