漫画「彼女と野獣」14話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣前話(13話)のおさらい
アスティナは自分が去った後もテリオッドが平穏に暮らしていけるように、躾は大事だと思いました。犬の躾に役立ちそうな本を読み漁ります。
『お手』や『おすわり』といった基本からスタート。でもやっぱり反抗的な態度です。おすわりが理解できないのかと思ったアスティナは、ぐいっと腰を押して強引に座らせました。
その時、家臣の一人であるバーノン男爵が血相変えてアスティナを怒鳴りつけてきます。大公に無礼だと!
彼女と野獣14話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
家臣らしき男は、当主になんてことをするんだとアスティナを怒鳴りつけてきました。アスティナはオリバーからその家臣の名前を聞いて、ぞんざいな結婚式の首謀者だと悟ります。
そして多分オリバーに薬を盛らせたのも彼だろうと察しました。
バーノン男爵を諌めるアスティナ
裏での企みを仄めかし、やっとお出ましかとアスティナが皮肉るとバーノンは顔を真っ赤にしていきり立ちます。借金のカタに売られてきた女だと見下していました。
しかしアスティナは大公妃に向かっての口の利き方ではないと諌め、大公家に対する反逆とみていいかと脅します。バーノンが言葉に詰まっていると、横に居た獣大公にどう思うと声をかけるアスティナ。
顎の下を撫でられていきり立った獣大公が牙を剥きました。震え上がるバーノンに、大公が正気を取り戻すまでは妻である自分がアタレンタを統率すると宣言すると、身の程をわきまえるよう苦言を呈します。
バーノンがアスティナの獣大公に対する行動を冒涜だと指摘してきたので、アスティナは大公を家畜扱いしたのは冒涜ではないのかとやり返しました。
主に交配を指図するような家臣などあり得ないと言われ、ぐうの音も出ないバーノン。アスティナに促されてしぶしぶその場を立ち去りました。
文書偽造!?オリバーの後悔と期待
アスティナからなぜバーノンがいるのかと訊かれたオリバーは、会議のためだと答えました。アスティナはそのことを聞かされていません。理由を問うと、大公の務めだから大公妃は会議には参加しないのだと言われます。
義務を果たさない者に権利などないと告げたアスティナは、獣大公を連れて執務室に行きました。厄介な芽は今のうちに摘んでおこうと思ったのです。
アスティナは大公の印を渡すようオリバーに求めました。書類を書き上げると、獣大公に『テオ、手』と命じます。獣大公はフンと鼻を鳴らし従いません。アスティナは獣大公の手をつかむと印鑑の上に押し付け…。
オリバーが内容を訊ねると、大公の名でアスティナに全権を委任するというものでした。ぎょっとするオリバーをよそに、アスティナは調教用の剣を獣大公の背に括り付けます。
大人しくしていたら優しく接してやろうと声をかけるアスティナ。獣大公はブルブル震えます。そのまま獣大公を連れて家臣たちのところへ案内するようオリバーに告げました。
オリバーは印鑑のことがバレたら家臣も黙ってはいないと不安を感じます。でも、それ以上にアスティナがなにをしてくれるのか期待で胸を膨らませるのでした。
彼女と野獣14話の感想と考察
オリバーが驚くのも無理はないです。10代の伯爵令嬢が臆することなくバーノンにやり返したのだから。並々ならぬ威厳も感じていましたしね。
テオ(獣大公)はすっかり剣にトラウマを持ったようです。それまではアスティナを襲いはしなくても反抗的な態度でした。でも、剣を見せた瞬間ブルブル震えています。
テリオッドが正気を失ってから、家臣たちはやりたい放題だったようです。オリバーは心を痛めていましたね。他にも色々問題がありそうだから、アスティナはビシビシメスを入れていくでしょう。楽しみ!
彼女と野獣14話まとめ
今回は、「彼女と野獣」14話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
アタレンタの腐敗した家臣どもを一掃しちゃえ!