漫画「彼女と野獣」29話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「彼女と野獣」29話の注目ポイント
テリオッドはきちんと書類をみたりオリバーから話を聞いて、アスティナが完璧に業務を遂行していたことを知りました。
アスティナに処分されていた家臣たちは、テリオッドだったら許してもらえるだろうと高を括っています。
たとえ怒ったとしても上手く丸め込めると思っていました。
ところがテリオッドは…。
すっきりする展開です。
家臣たちから、アスティナが獣の大公を調教していたと聞いて、テリオッドはあることに気づきますよ。
「彼女と野獣」29話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
テオドールが元の姿に戻ったと聞きつけた家臣たちが城門に押しかけてきました。
アスティナに悪事を暴露された人達です。
裏切り家臣たちの言い訳に耳を貸さないテリオッド
テリオッドはすでに領地内で何があったのか確認していました。
家臣たちがしでかした悪事に対して、アスティナが下した処分は妥当なものだと判断した後だったのです。
家臣たちは最初は情に訴え誤解だと言い連ねました。
そのうちアスティナを悪女だと論い、連れてきてくれとまで言い出します。
テリオッドが頑なな態度を取り続けるので、アスティナが大公を調教しようとしたと声を荒げました。
アスティナが獣だった自分とどう接していたのか聞いて、腹を立てるどころか暗殺しようとしたことを責めるテリオッド。
押しかけた家臣たちに出入り禁止だと言い渡しました。
アスティナを見つけたテリオッドは…
テリオッドは家臣たちに対して失望します。
でも、信頼に値する人間関係なんて最初からなかったのかもと思い始めました。
妻でさえ自分で選べなかったと苦笑いするテリオッド。
庭園を歩いていると、大木の下で寝ているアスティナを見かけました。
アスティナは眉間に皺を寄せて熟睡しています。
昨夜自分を押さえつけたとは思えないし、獣を躾けたようにも思えない華奢な体でした。
思わず、絵画のようだと呟いてしまい、我に返って真っ赤になるテリオッド。
アスティナが目覚めないので、上着をかけ隣に座り込みました。
アスティナが獣を躾けてた!?悟るテリオッド
ぼんやりと空を見上げながら、テリオッドは家臣たちの言っていたことを考えていました。
アスティナが大公に首輪をつけて、暴行を加えて調教したと…。
オリバーも、獣のテリオッドは狼に近いと伝えていました。
そこで、はたと気づきます。
部屋にあった釣り竿や家だらけの執務室、引き出しの干し肉は…。
「彼女と野獣」29話の感想と考察
テリオッドは最初から家臣たちの言い訳に耳を貸すつもりもなかったから、予想通りの展開でした。
良かったーと思ったけど、これで大人しくなるのかな?
テリオッドは後継者教育を受けて、すごく素直にそれを聞き入れてきたんでしょうね。
だから考え方がどこかお坊ちゃま気質というか…。
能力はあるんだろうけど、家臣に騙されやすい?
というより、テリオッドも自覚していたけど信頼関係は築けていなかったのでしょう。
領主としてはショックですね。
ただ、アスティナに調教されていたと聞いても腹を立てていなさそうだから根本的には器の大きい人物なのかも…と思いました。
「彼女と野獣」29話まとめ
今回は、「彼女と野獣」29話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
アスティナに感謝したいと言っていたテリオッド。目覚めたアスティナになんて声をかけるのでしょう?
獣のテリオッドがちょっと恋しい…。